“I’ll Fly Away”

150411
何年か前に、ミョン(オダギリミホ)が、I’ll Fly Awayというセイクレッドソング
(神を讃える歌で、賛美歌よりもっと牧歌的なもの)に日本語の歌詞を書きました。
彼女のおばあさんが亡くなったとき、その亡がらの前で歌ったそうです。
この曲は、自分が死んだあと、その先には喜びがあるだろうと歌っています。
その歌詞を自分なりの言葉で書いたミョン。
それは、大切な人が亡くなって、苦しかっただろうに、辛かっただろうに、と
悲しむ残された私たちの荷を下ろしてくれるようでもあります。
あのひとが、悲しみながらあちらへ行かなくてよかった、と。
亡くなったひとからの贈り物みたいな曲です。

「なんて気持ちのいい朝だろう 今日行くよ
雲の向こうの明るいところへ I’ll fly away
I’ll fly away, Oh glory
もう行くよ (in the morning)
言うこと聞かなくなった身体とサヨナラ I’ll fly away

辛いことも痛いこともない場所へ
情けないことも不甲斐ないこともない場所へ
ずっとずっと愛する人たちよ
いつかあちらでまた会う日までちょっとバイバイ」

私たちは、生きている中で生と死、喜びと悲しみを経験しますが
最近は生と死に向き合う事が多くなって
今年(2015)はとくにこの歌の意味をより強く感じるのです。
そして先日、横浜ジャグバンド・フェスで演奏したものを映像に撮って下さった方がいて、
それを観ていたら、毎日描いているミョンの絵日記を見ているようで
その絵日記は生きるということに日々正面から向かい合っているのだと感じたのです。
生きて、死んでいく。そしてまた生まれる私たち。そして生きていく。
そんな人生に寄り添うことのできる、音楽。
時々、人間のつくるどうしようもないものが嫌になるけど、
素晴らしいものもたくさんあるんだ。
それを信じて、私たちは生きていきたいのです。

横浜ジャグバンド・フェスティバルを主催されているMooneyさんの奥さまが亡くなってから一年。
追悼の意を込めて今年のフェス(2015)で歌ったときの映像です。
Kitchen sisters with suemarr / I’ll Fly Away
http://youtu.be/6rF4tM8Qh0A


*オダギリミホの絵日記はこちらでご覧頂けます。毎日更新中!

カテゴリー: Info   パーマリンク